イカれゲーマー解放戦線

過剰なゲームライフを応援するブログ

『リンダキューブアゲイン』イカれたゲームを遊ぶということ

彼女の中の百のケダモノ

いいキャッチコピーだ。ゲーム内容はぶっ飛んでるぜ。

紹介していくのは、「リンダキューブアゲイン」というゲーム。あんまりこのゲームに良い思い出がないので紹介し辛いのだが、そんなの関係ねえ!ヒャア我慢できねえ!紹介だあ!

まずはこのゲームの概要を説明させてもらおう。

「リンダキューブアゲイン」は1997年9月25日に発売されている。アゲインの名前の通り移植版で、もとはPCエンジンで遊べるソフトであった。アゲインはプレイステーション版とセガサターン版が存在する。また何といってもこのゲームはプレイステーションで初めて倫理規定マーク(このゲームには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています)が付けられたのは有名な話だ。CMも存在するが、お茶の間で流すのが厳しかったのか、映画館で放送されたそう。

話が脱線したので本題に戻るが、このゲーム何が面白いかと聞かれれば、まずはゲーム内容だろう。さっきゲーム内容はぶっ飛んでると言ったが語弊があるので、訂正する。ストーリーがぶっ飛んでるのであって、内容、システムは実に堅実なゲームとなっている。動物の♂と♀を捕獲して、それをコレクションしていくのが、このゲームの目的となっている。

これだけでは、よくわからないのでしっかり解説していくと、舞台となる地球とよく似た惑星ネオケニアは巨大な隕石の脅威が迫っていた。隕石がネオケニアに到達するまで8年。そのため、ネオケニアでは人類を脱出させる計画が進められていた。そんな中、ある日突然神様を名乗る者から、箱舟と呼ばれる宇宙船と、一通のメッセージが届けられた。「告知 箱舟ノ乗員求ム 男女各一名 動物集メニ自身ノ有ル者ニ限ル 神様ヨリ」

つまり、動物も救うために神様がメッセージを飛ばしてきた訳である。

そして、主人公であるケン・チャレンジャーと幼馴染であるリンダは、危険な動物集めの旅に出たのだった。

ここではっきりと目的が明示されている。ストーリーこそあれど、このゲームの目的は動物集めである。ストーリーが終わりを迎えようと、巨大隕石が落下するギリギリまで、動物集めをする事ができる。

もちろん巨大隕石が落下してくると分かってるので、時間が経てば、住人などはネオケニアから脱出して、段々人も少なくなってくる。リアル!

またこの動物だが、基本的に他のゲームでいう所のモンスターなので戦闘をして捕獲という流れになる。HPが一定以上低くなると自動的に降参するので捕獲自体は楽なのだが、捕獲するごとに経験値が入手でき、主人公パーティは自然と強くなる。そうなると動物達のHPを超える攻撃を放ってしまうことが結構な頻度で起きる。その場合は捕獲できず、動物をバラバラにしてしまうため、ガンガンレベルを上げてパワープレイ等が出来なくなっている。内容とシステムが堅実的と言ったのはこのためだ。レベルを上げて物理で殴ると目的が達成出来ないので、頭を使って捕獲する順序なり、レベルの上げ方、パーティ構成を考えるため、中々飽きが来ない作りになっている。

そしてストーリーであるが、Aルート、Bルート、Cルートとそれぞれ最初のメニュー画面で選ぶことができる。AルートとBルートがストーリーに重きを置いたものになっており、動物集めは補助的要素に留め、Cルートが本格的に動物集めをするため、ABルートはCルートのチュートリアルという見方が強い。実際Cルートを選択する際にABルートはクリアしたかを問われるため、あながち間違いでもないのだが。

そして何を隠そうこのABルートが「リンダキューブアゲイン」を有名にした狂気の源なのである。

Aルートの題名は「メリークリスマス」なのだが、筆者がこのゲーム「リンダキューブアゲイン」を中古屋で見つけ買ったのが、5年ぐらい前の12月頃だった。意気揚々とプレイした結果、クリアした晩は眠ることが出来ず、クリスマスは体調を崩し、3か月ぐらいラスボスの顔が頭から離れなかった。何がメリークリスマスだ畜生!

このゲームは至る所に色々な意味で生々しいを張り巡らせ、最後にプレイヤーが発狂するのを楽しむかのようなゲームなのである。粗いドットの描写が想像力を掻き立てるのも非常に良くない。また通常の粗いドットとは裏腹にイベントシーンは全てアニメーションが挿入されている。このアニメが生々しいのなんの。ラスボス戦のアニメーションで筆者は心が半壊しました。

と、ストーリーで鬱気味になった体験談を語った訳だけど、このゲームはイカれた描写だけではなく、ちゃんと清涼剤も用意されている。やさしい。

ヒロインのリンダがかわいい。とにかくかわいい。リンダがいるからストーリーをクリア出来たようなものである。そして割とギャグ描写があって、肩の力が抜けるのも良かった。

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かわいい

主人公のケンとリンダのバカップルぶりは必見だ。

そして地獄のABルートをクリアしてやるCルートは本当に面白かった。

なにが面白いって?全部だよ。

ABルートはそれぞれ規制されて入れないマップがあったが、Cルートでは全部のマップを自由に入れるので、ゲームの自由度が一気に増える。

Cルートで集める動物はABルートの比ではないので、動物集めがシビアになるがそれがまた面白い。またCルートで明かされる秘密もあるので、やるならABルートで投げ出さず、Cルートまで頑張ってやっていこう。俺はトラウマ克服するのに1年掛かったけど。

「リンダキューブアゲイン」は正真正銘イカれたゲームで、筆者の心を壊すし、体調崩させるしで碌な目にあってないが、歴史に名を刻んだ怪作であることは間違いない。

この記事を見た諸君も、このゲームをプレイして、筆者と同じ体験をするがいい!

おしまい